チャリティーライブ、CDの募金先
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Oak/4326/sekandoarubamu.htm
CDアルバム情報↑
そこでご一緒させていただくベーシストの宅間まさるさんの日記から転載させていただきました。びっくりな事実なので、皆さん是非読んでください。
↓転載ここから
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とばっちのはなし
2011年04月13日20:21
僕(宅間さん)は親の関係で転校がとても多かった。
栃木県宇都宮の小学校を卒業して、東京都町田市に引っ越してきた。
町田市立鶴川中学校で入学式をした。
とばっちは最初のクラスの同級生でありました。
かなり活発で、頭がよく、学級委員をこなせるほど統率力がある。ちょっと目立った存在でしたね。
面白くてね、球技大会でシュートを放ったままひっくり返ってずーっと起き上がらなかったりと、変なギャグをかましてましたわ。
そうそう、入学してすぐにホームルームで係り分けがあり、僕と彼は新聞部(係?)に配属。確か僕が部長で彼が副部長だったと思いますわ。
壁新聞にするかガリ版刷りにするかで取っ組み合いをした思い出がありますわ。喧嘩じゃないよ。
あー、誰かとそういえば教室で喧嘩してたなー。井草だ井草(笑)。確か。
クラスを2つに分けると、暗いやつらと明るいやつらにグループが別れたりするよね。どっちかというと僕は前者、彼は後者。だから同じクラスだったけどそんなにしょっちゅう遊んだとかいう思い出はないんだよね。
その後クラス替えもあり、彼とは一緒のクラスになることもなく卒業しましたわ。ちなみに最初の金八先生と同じ卒業です。マッチ、トシちゃんらと同級生ね。
思い出の中でのとばっちはそんな元気なやつでした。
そして昨日のはなし。
仕事中にパートさんが、
「陸前高田市、あの壊滅的な津波被害を受けたあの市の市長って鶴中出身らしいよー。46歳だっていうから宅さんと被っているんじゃないの?」
って言うからね、名前を聞いたんだ。
「戸羽市長」
慌てて携帯で検索したわ。写真とたくさんの記事が出てきた。
「陸前高田市長の妻、遺体で確認 激務のなか...」
ちょっと老けたかんじで写真に納まっていた市長はまさしくあの「とばっち」でした。
彼はどこをどう辿っていったらそこに行き着いたのかは定かではないんだが、2月に市長に就任したばかりだったらしい。
そこにいきなりの大震災。2人の子供と自分は助かったものの、奥さんは行方不明に。しかし奥さんを捜しに行くことも、悲しみに暮れることも、市長という立場がそれを阻んだ。
先日奥さんの39回目の誕生日に発見、対面したそうです。
同じ教室で共に学んで、旅立った、同い年の、同じ男なのに、こうも背負うものの重さが人によって違うのか。
自分はなんてヌルい人生を歩んでいるんだろう。そんな気がしてならない。
そんなことを衝撃と共に知った午後にいきなり中学時代の友人が職場を訪ねて来てくれた。30年ぶり位の再会だった。
かつての同級生らが立ち上がって陸前高田市長を支えていく会を設立したことを知らせに来てくれた。
そんな、あまりにも運命的な一日だったわ。
もしよろしければご覧になってください。そして手を貸してあげてください。僕も追って連絡を取って協力していくつもりです。
町田鶴の羽の会
http://members3.jcom.home.ne.jp/motog119/
ここへの募金は日本赤十字社ではなく、直接陸前高田市の災害対策本部に送られますので、政府の後手に回っている義捐金配布よりはよっぽど即効性があり有効化と思われます。
もちろん被害にあっているのは陸前高田市だけではありませんし、たまたま僕は同級生だったというだけでここに協力していくつもりなだけなので、
他の市への協力をされている方々はそこに集中してこれからも頑張っていってください。
今彼は必死で市を背負って再建に奔走している。
他の市民のように、悲しみに暮れることも、泣くことも出来ずにいる。
車の入れない地域まで、物資を担いで自ら運んでいると聞く。
男46歳踏ん張ってます。
俺に出来ることは何だ?やらねばならないことは何だ!!!
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110410/dst11041021020042-n1.htm
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↑ここまで転載
チャリティーコンサートが決まって前々日に知ったこのお話し。
震災を受けたのは陸前高田だけではないですが、このご縁を感じ、こちらに募金させて頂くことにします。
とりあえず4/16〜4/30の平松悟チャリティーCD「心動2」の売り上げ全額こちらに送らせて頂きます。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Oak/4326/sekandoarubamu.htm
写真はベーシスト宅間さん。